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コロナ禍、日本株式会社の四度目の倒産危機!

日本株式会社の三度目の倒産危機といわれた2008リーマン・ショック、それ以前は、三大機械産業(輸送機械・工作機械・建設機械)が貿易黒字の稼ぎ頭だった。輸出産業では、以前から危機だった電機はリーマン・ショックで壊滅(サムスンや中国企業の後塵を拝す)、唯一の稼ぎ頭で残った自動車トヨタも最終損益は創業以来71年ぶりの4369億円の赤字(2009.3決算)。2020春闘協議の席上、トヨタの社長は「倒産」を口にしたほどだ。
そして今、世界は新型コロナという世紀末的危機に見舞われている。一蓮托生の国・大企業の先行きも予測不能、そして大企業の労使関係も安穏ではなく、連合もどう転ぶかわからない。敗戦後の二世代にわたる活動家層は払底してしまった(労働界の「2007年問題」)と言われるが、戦後労働運動は二世代を経て、まだこのレベルとみなすこともできる。為すべきことに不足や過ちはなかったか。労働戦線統一(連合結成)が本当によかったのか、どうか。連合が社会的役割を果たし得なければ、平和が戦争の始まりのように、統一は分裂の始まりになる。「連合=正社員組合の集まり」(2003連合評価委員会最終報告)に対して、外部からのルサンチマン、内部からの「リセット願望」の声がもっと大きくならなくては連合の自己改革、運動変革はない。闘いはこれから、世直しは後世に委ねるわけにはいかない。
(2020.07.03 要宏輝)